アメリカの去年2020年のGDP(国内総生産)の改定値は速報値と変わらず、3.5%のマイナスでした。
アメリカ商務省が25日に発表した、2020年の実質GDPの改定値は前の年に比べて3.5%のマイナスとなり、速報値と同じでした。個人消費や設備投資が速報値と変わらず、大幅なマイナスで、落ち込み幅は第2次世界大戦直後の1946年以来、74年ぶりの大きさです。
IMF(国際通貨基金)は、今年2021年は5%を超える大幅なプラス成長を見込んでいますが、アメリカの死者の数は50万人を超えていることから、ワクチン接種が実際にどこまで広がるかが、アメリカ経済の行方を左右することになります。