メキシコ
南部で
日本時間の
17日午前、マグニチュード
7.
2の
地震があり、
複数の
建物が
被害を
受けましたが、これまでのところ
死者や
けが人がいるという
情報は
伝えられていません。
現地時間の
16日午後5時40分ごろ、
日本時間の
17日午前8時40分ごろ、メキシコ
南部のオアハカ
州を
震源とするマグニチュード
7.
2の
地震がありました。
オアハカ州に住む男性はNHKの取材に対し、「建物が揺れて、フェンスが崩れ落ちたりした。また、病院にいた患者などは急いで避難していた」と話していました。
また、国土の中部に位置する首都メキシコシティーも地震で揺れ、現地からの映像では、部屋の天井につるされた照明が激しく揺れているほか、屋外の電柱や木々が傾く様子も映っています。
メキシコ政府によりますと、オアハカ州で複数の建物が被害を受けたということです。ただ、メキシコ政府は、死者の報告は受けていないとしていて、これまでのところ現地のメディアなどでも死者やけが人がいるという情報は伝えられていません。
去年9月にはオアハカ州の沖合の太平洋を震源とするマグニチュード8.1の地震が起き、90人以上が死亡しています。
一方、メキシコ政府の内相やオアハカ州の知事を乗せて、揺れた地域の視察を行っていた軍のヘリコプターが着陸に失敗し、地上にいた2人が死亡したと現地メディアが伝えています。