アメリカではバイデン
次期大統領の
就任式が
行われる20
日に
向けて
武装した
集団による
抗議デモが
行われるとの
情報も
ある中、
警戒が
強化されていて、
首都ワシントンでは
町なかに
鉄製のフェンスが
張り巡らされ、
検問所がつくられる
異例の
厳戒態勢が
敷かれています。
アメリカでは
今月20
日、
首都ワシントンで、バイデン
次期大統領の
就任式が
行われますが、
連邦議会に
トランプ大統領の
支持者らが
乱入した
事件を
受けて
警戒が
強化されています。
FBI=連邦捜査局は、就任式までの間に、全米50州と首都ワシントンで武装した集団による抗議デモのおそれがあると警告していて、首都ワシントンでは、すでに中心部への車の乗り入れは制限され、地下鉄の駅も閉鎖されています。
また、街のあちこちには高さ2メートルを超える鉄製のフェンスが張り巡らされているほか、検問所もつくられていて、金属探知機を使った手荷物検査が行われています。
就任式当日までに、各州からも動員されている州兵は最大で2万5000人に上る見通しで、異例の厳戒態勢が敷かれています。
首都ワシントンで20年以上働いているという56歳の男性は「街の至るところが封鎖されていて、ここまでしなければならないことにとても悲しくなります。就任式は、平和に終わってほしいです」と話していました。