中国へのFDIは4%増加し、中国が史上初めて外国からの投資の最大の受け手となったことが、国連貿易開発会議(UNCTAD)が1月24日に発表した報告書で明らかになりました。
中国が2020年に外国企業からの呼び込んだ直接投資は1630億ドル(約17兆円)だった。これに対し、米国は1340億ドルで2位でした。
ただし、数年前からFDIの行き先が中国にシフトする中においても、海外投資の総量は米国の方がまだ大きいと1月24日のウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は指摘しました。
インド向けのFDIは2020年に13%増加しましたが、欧州連合(EU)のFDIは3分の2に減少しました。国連は、2021年も外国投資全体が低調に推移すると予想しています。