立憲民主党の泉代表は「自民党内にはいまだに80数人の『裏金議員』が存在し、ここにどうけじめをつけるのかも大きな争点だ」と述べました。
立民 泉代表「『裏金議員』どうけじめつけるか争点」
立憲民主党の泉代表は東京都内で記者団に対し「自民党の総裁選挙と言われながら、立憲民主党が訴えてきた政策がずらりと並んでいる状況だ。どの政策も今まで実現してきておらず、総裁候補の本気度が問われている。自民党内にはいまだに80数人の『裏金議員』が存在し、ここにどうけじめをつけるのかも大きな争点だ。しっかり議論してほしい」と述べました。
教育 前原代表「すぐ衆院解散は避けるべき」
教育無償化を実現する会の前原代表は記者会見で「総裁選挙がセレモニーで終わって、すぐに衆議院解散というのは避けるべきで、徹底的に掘り下げて議論してほしい。国会で首班指名が行われたあとには衆・参の本会議の代表質問と予算委員会で新たな総理大臣や閣僚の考えを聞くことが大事だ。逃げずに論戦に臨んだ上で堂々と解散してほしい」と述べました。
共産 田村委員長「反省なく改革するつもりもない」
共産党の田村委員長は記者会見で「改革ということばだけが踊っていて『裏金事件』の真相究明や金権腐敗の根を絶つ改革については誰もひと言も示せていない。反省もなく改革するつもりもないことが明らかだ」と述べました。
その上で「総裁選挙では言いたい放題、政策が出されている。新しい総理大臣は何をするのかを予算委員会で議論すべきで、やらずに衆議院の解散・総選挙をするのは議論から逃げている。しっかりと議論した上で信を問えと求めたい」と述べました。