天然ガス価格の世界的な高騰を受けて、アメリカでは8年ぶりに石炭による火力発電が増えるとの予想が出されました。
アメリカのエネルギー情報局は18日、石炭による火力発電量の見通しについて、去年と比べて22%増える見通しを発表しました。
石炭火力の増加は8年ぶりです。
二酸化炭素排出への懸念と、天然ガスの値下がりでアメリカの石炭使用量は2019年まで6年連続で低下していましたが、今年は天然ガスの価格が倍以上に値上がりし、トレンドが変わりました。
ヨーロッパでも天然ガスの価格が高騰していて、石炭火力発電を増やす国が増えています。