京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」第1スタジオの放火殺人事件で、京都府警は5日、入院中だった20代の女性社員1人が4日夜に死亡したと発表でした。事件の死者は計36人となりました。死因は広い範囲にやけどを負ったことによる敗血症性ショックです。
9月、重体の負傷者も命の危機をほぼ脱し回復傾向にあるとされていましたが、女性の容体は一進一退が続いていたということです。
事件では殺人などの容疑でさいたま市の青葉真司容疑者(41)に逮捕状が出ています。容疑者自身もやけどを負って入院中でした。容体が安定し、会話訓練ができる程度にまで回復したとされます。