Actualités japonaises: 日本の競争力６位に後退男女間の賃金格差で低評価

日本にっぽんの競争きょうそう力りょく６ろく位いに後退こうたい男女だんじょ間かんの賃金ちんぎん格差かくさで低てい評価ひょうか

Oct 9, 2019 08:10

Furigana

世界せかいの国くにと地域ちいきの競争きょうそう力りょくに関にかんする調査ちょうさで日本にっぽんは、男女だんじょ間かんの賃金ちんぎん格差かくさなどが低ひくく評価ひょうかされ、去年きょねんより１ひとつ順位じゅんいを下さげました。「ダボス会議かいぎ」で知しられる「世界せかい経済けいざいフォーラム」は、毎年まいとし、経済けいざいやインフラ、経済けいざい水準すいじゅんなどを基準きじゅんに各国かっこくの競争きょうそう力りょくを評価ひょうかしていて、９きゅう日にち、ことしの報告ほうこく書しょを発表はっぴょうしました。

それによりますと、調査ちょうさ対象たいしょうとした141の国くにと地域ちいきのうち、日本にっぽんの総合そうごう評価ひょうかは６ろく位いで、５ご位いだった去年きょねんよりも順位じゅんいを下さげました。

報告ほうこく書しょで日本にっぽんは、去年きょねんまでと同様どうよう、犯罪はんざい率りつの低ひくさや医療いりょう、インフラの質しつなどが高たかく評価ひょうかされていますが、男女だんじょ間かんの賃金ちんぎん格差かくさの項目こうもくでは62位いにとどまるなど、例年れいねん、課題かだいだと指摘してきされている女性じょせいの社会しゃかい進出しんしゅつが進すすんでいないことが改あらためて浮き彫うきぼりになりました。

総合そうごう評価ひょうかでアメリカを抑おさえて１いち位いとなったのはシンガポールで、質しつの高たかいインフラに加くわえ、労働ろうどう市場しじょうの柔軟じゅうなん性せいや政府せいふの長期ちょうき的てきな経済けいざい政策せいさくなどが高たかく評価ひょうかされました。

また、報告ほうこく書しょは、アジア太平洋たいへいよう地域ちいきを世界せかいで最もっとも競争きょうそう力りょくの高たかい地域ちいきと位置いちづけていて、とりわけ今回こんかい、３さん位いにつけた香港ほんこんは去年きょねんの７なな位いから躍進やくしんしたほか、ベトナムも去年きょねんの77位いから67位いに評価ひょうかを上あげています。