プロテインなどの粉末状の食品と偽って覚醒剤9キロをオーストラリアに持ち込んだとして、日本人の男が現地当局に逮捕されました。
オーストラリア連邦警察は23日、覚醒剤を輸入した疑いで日本人の男(32)を逮捕したと発表しました。
男が21日、ニュージーランドからオーストラリア西部のパース空港に到着した際に持ち込んだ粉末状のプロテインや甘味料などの袋の中から白い粉が見つかり、覚醒剤の成分が検出されたということです。
持ち込まれた覚醒剤の量は9キロで、約8億円相当に上ります。
今後、裁判が行われ、現地当局によりますと、男は最高で終身刑に科される可能性があるということです。