英国国会は29日までに、英軍の女性兵士の62%が何らかのいじめ、セクハラや差別行為を受けた経験を有するとの報告書を発表しました。
今回の調査には兵士、事務職などの職務の従事者や退役兵士を含む4100人以上の女性が身元の秘匿などを条件に証言しました。被害は、集団レイプ、薬物を用いての性的嫌がらせ、18歳以下の性的搾取や女性兵士を籠絡させる男の兵士らによる野営地や艦上での「競争」なども含まれました。
一部の女性は、性的に言い寄られたことを拒んだためのいじめ被害も告白しました。男の集団がこの女性の友人を襲った場面も目撃しましたが、恐くなり報告出来なかったとの体験も明かしました。