トルコ北部の黒海沿岸で先週起きた洪水による死者は、3県で計58人に上ったことが分かりました。
AFADによると、大雨による洪水の死者はカスタモヌ県で48人、シノップ県で9人、バルティン県で1人です。さらに負傷者8人が入院しています。
同通信は、道路沿いに何十台もの車やがれきが投げ出され、建物や橋が破壊され、道路の閉鎖や停電が相次いだと伝えました。
当局によると、被災地からは2000人以上が避難し、数十カ所の村落で停電が続いています。
トルコ南部やそのほかの地中海沿岸諸国ではこの夏、猛暑のなかで破壊的な山火事も続発しています。