前線や
低気圧の
影響で
東北などで
雨雲が
発達していて、
気象庁は
秋田県沿岸に
線状降水帯が
発生し
非常に
激しい雨が
同じ場所に
降り続いているとして「
顕著な
大雨に関する情報」を
発表しました。
この時間は
新潟県でも
非常に
激しい雨が
降っている
ほか、
気象庁は、
日中は
山形県でも
線状降水帯が
発生する
おそれが
あるとして
厳重な
警戒を
呼びかけています。
気象庁によりますと前線や低気圧の影響で大気の状態が不安定になり、秋田県や山形県のほか、新潟県などで雨雲が発達しています。
秋田県沿岸に線状降水帯が発生 「顕著な大雨に関する情報」発表
気象庁は20日午前5時47分、秋田県沿岸で線状降水帯が発生し非常に激しい雨が同じ場所に降り続いているとして「顕著な大雨に関する情報」を発表し、命に危険が及ぶ土砂災害や洪水が発生する危険性が急激に高まっているとして、安全を確保するよう呼びかけています。
発達した雨雲はしだいに南下し、午前8時半までの1時間には新潟県村上市の三面で70.5ミリの非常に激しい雨が降りました。
これまでの雨で秋田県と新潟県、それに山形県では土砂災害の危険性が非常に高まり、土砂災害警戒情報が発表されている地域があります。
気象庁は20日の日中は山形県でも線状降水帯が発生し災害の危険度が急激に高まるおそれがあるとしています。
気象庁 「土砂災害や低い土地の浸水などに警戒を」
21日朝までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで
▽東北と新潟県で150ミリ
▽北陸で80ミリで
22日朝までの24時間には
▽東北と新潟県で120ミリ
▽北陸で100ミリと予想されています。
また、その後は西日本の日本海側でも大雨が降る見込みです。
気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に厳重に警戒するとともに落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうに注意するよう呼びかけています。
今回、前線がとどまる期間が長く、湿った空気の流れ込みも強まることから、ふだん雨の少ない日本海側で雨量が増えるおそれがあります。
3連休も控え、移動を考えている人も多いと思いますが、最新の気象情報に注意するようにしてください。
由利本荘 住宅1棟で床上浸水
秋田県由利本荘市によりますと、20日午前8時の時点で、由利本荘市鶴沼の住宅1棟で床上浸水が確認されているということです。
警察や消防によりますと、けが人の情報はないということです。
市などが引き続き詳しい状況を調べています。