南米アルゼンチンの裁判所で人間と同様の基本的権利を認められ、動物園から解放されたオランウータンがこのほど、「終のすみか」となる米フロリダ州の保護区に移されました
33歳のオランウータン「サンドラ」は、今月5日からフロリダ州ウォーチュラの保護区「類人猿センター」にすんでいます
サンドラはブエノスアイレス動物園で20年間飼育されていましたが、2014年に裁判所が生存権や自由権を認めて解放を命じ、前例のない判決として話題を呼びました
アルゼンチン国内にはオランウータンの保護施設がなかったため、判事は米大陸で唯一の認可施設である同センターに引き取りを依頼しました