電話番号は総務省が通信事業者に割り当てる仕組みとなっていて、現在、携帯電話では「090」、「080」、「070」から始まる番号が使われています。
このうち、「090」と「080」から始まる番号はすべて割り当てられています。
スマートフォンの普及などを背景にことし9月末の時点で割り当てられる残りの番号は「070」から始まる530万件となっていて、電話番号の不足が懸念されています。
このため総務省は新たに「060」で始まる番号について審議会の議論などで検討していましたが20日、追加することを決めました。
新たな番号の追加の決定は2012年の「070」以来で、携帯電話の番号は3億6000万件に増えることになります。
「060」の番号は今後、通信事業者の対応が完了したあと、2026年の7月から順次、利用できるようになるということです。