今回、盗まれたメダカはことしの夏に生まれたものばかりで、男性によりますと、少なくとも300匹が盗まれ、被害額はおよそ40万円にのぼるということです。
届け出を受けた警察が、窃盗事件として捜査しています。
被害者の男性は「地域の子どもたちに見て楽しんでもらいたいという思いで外に出していたのにとても残念です。盗んだ人は反省してほしい」と話していました。
また、インターネットのオークションサイトでは、人気が高い品種はオスとメスのペアで2000円程度で取り引きされているケースが多く、珍しい品種では100万円以上の値段がつくこともあるということです。 専門店の林雅弘代表は「購入客の中にも盗難の被害にあったという人が何人かいました。こうした話を聞くと残念な気持ちになります」と話していました。 兵庫県内では屋外などで飼育しているメダカが盗まれる被害が相次いでいて、兵庫県警察本部によりますと、ことし1月から今月22日までに、少なくとも23件の被害が確認されているということです。 警察は高値で取り引きされることもあるメダカをねらった窃盗事件として捜査するとともに、屋外で飼育する場合は水槽に鍵をつけたり、目立つ場所に防犯カメラを設置したりするなど、対策をとるよう呼びかけています。
メダカ盗まれる被害が相次ぐ