文部科学省は、小学校や中学校、高校などで1年に30日以上学校に行っていない不登校の子どものことなどを毎年調べています。27日、2021年度について発表しました。
小学校と中学校で不登校の子どもは、前の年度から25%、4万9000人ぐらい増えました。全部で24万4940人で、今までで最も多くなりました。小学生が8万人以上、中学生が16万人以上でした。10年前より、小学生は3.6倍、中学生は1.7倍になって、9年続けて増えています。
文部科学省は、増えた理由に新型コロナウイルスの問題が関係していると考えています。友達と話したり遊んだりすることが難しくなったため、学校に行く元気がなくなったのかもしれないと考えています。