プラスチックのごみが原因で海が汚れたり、魚などに被害が出たりして問題になっています。
8日、オランダの団体の船がプラスチックのごみを集めるために、アメリカのサンフランシスコを出発しました。
船は、カリフォルニア州とハワイ諸島の間の海に向かいました。団体によると、この海では、日本の4倍以上の160万km²の場所に、7万9000tのプラスチックのごみが浮いています。今までに集めたプラスチックのごみを調べると、30%ぐらいが日本からのごみだと考えられています。
団体は、直径1m20cmのパイプを使った長さ600mぐらいの機械で、海の上のごみを囲んで集める計画です。
団体は「ごみが細かくなる前に集めることが大事で、急ぐ必要があります。6か月以内にごみを運んで帰りたいと思います」と話しています。