機内や世界各地の空港で、性別を問わない「乗客の皆さま」「ようこそ、皆さま」という呼び掛けに切り替えます。
広報担当者によると、JALが2014年から進めてきた多様性推進への取り組みの一環。今年3月には、女性客室乗務員の制服にパンツスタイルを採用していました。
女性パイロットが少ないのは日本だけの話ではありません。国際民間航空機関(ICAO)によると、世界のパイロット全体の中で女性が占める割合は5%前後と推定されます。
乗客への呼び掛けから性による区別を排除した航空会社は、JALがアジア初。アジア以外ではエア・カナダも昨年、中立的な「皆さん」という表現に切り替えました。