スーパーやショッピングセンターには、買い物中に品物を入れるカートに子どもが座るいすがついている物があります。
国民生活センターが30の病院に聞くと、6歳以下の子どもがカートから落ちたりする事故が、今年10月までの約5年半の間に108回ありました。このうち子どもが頭や顔にけがをした事故は91回ありました。骨が折れたり、頭を強く打ったりして入院した子どももいました。
国民生活センターは「スーパーなどは床がコンクリートと同じぐらい固いため、子どもがカートから落ちると大きなけがをする危険があります。品物を入れる所に子どもを座らせたり、子どもがカートの上で立ったりしないように気をつけてください」と話しています。