米国内にある十数カ所の空港の一般向けウェブサイトが10日午前、アクセスできなくなり、親ロシア派のハッカー集団「キルネット」が犯行を認めました。
米国土安全保障省傘下のサイバー・インフラ安全局(CISA)の幹部は同日、空港の運用が滞る心配はないとの見方を示しました。
アクセスできなくなったのは、アトランタ国際空港など計14カ所の公式サイト。ロサンゼルス国際空港のサイトも一時つながらなくなったが、その後復旧したとみられます。
先週は米国の州政府のサイトをダウンさせたとの犯行声明を出しました。6月にはロシアの飛び地カリーニングラードへの物資輸送を禁止したリトアニアの政府機関、7月には米議会のサイトに攻撃を仕掛けたとされます。