日本摂食障害学会のグループは、食事を食べることができなくなる「拒食症」と呼ばれる病気について調べました。この病気の治療をしている病院にアンケートを行って、28の病院が答えました。
その結果、初めて病院に来た人の中で「拒食症」だった人は、2019年に400人いました。新型コロナウイルスが広がった2020年は480人になりました。2021年は610人で、約1.5倍になりました。
特に10歳から19歳の若い人が増えています。2021年は347人で、2019年の約1.7倍になりました。
グループは、新型コロナウイルスで学校が休みになったり、お金の心配をしたりして、ストレスが増えたことが原因だろうと考えています。
専門家は「話を聞いて、気持ちをわかってあげることが大事です」と話しています。