常つねにネットとつながるのが当あたり前まえの世代せだいも、多少たしょうながらオンライン離はなれを始はじめているらしい。

米調査会社べいちょうさがいしゃ「ピュー・リサーチ・センター」が１１日にちに発表はっぴょうした調査結果ちょうさけっかによると、１０代だいの若者わかものの約やく４０％がソーシャルメディアにかける時間じかんを減へらしているという。スマホやＳＮＳに費ついやす時間じかんが「多おおすぎる」と自覚じかくしている若者わかものはそれぞれ３８％、２７％とほぼ同数どうすうだった。

ソーシャルメディアが若わかい世代せだいのメンタルヘルスや健康けんこうに及およぼす害がいを懸念けねんする声こえは、保護者ほごしゃ、学校がっこう、政治家せいじかの間あいだで高たかまる一方いっぽうだ。各種かくしゅプラットフォームはユーザー登録とうろくを１３歳以上さいいじょうに制限せいげんしているが、米国べいこくのビベク・マーシー医務総監いむそうかんは先月せんげつ、１３歳さいでも低ひくすぎるとの見解けんかいを示しめした。また複数ふくすうの州しゅうでソーシャルメディアの利用りようを１６歳以上さいいじょうに制限せいげんする法案ほうあんの可決かけつに動うごいているが、激はげしい反対はんたいの声こえも上あがっている。

１１日にちの報告書ほうこくしょでは、メンタルヘルスやボディーイメージで影響えいきょうを受うけやすいと言いわれる１０代女子だいじょしが、男子だんしよりもスマホを使つかいすぎていると回答かいとうする傾向けいこうが強つよかった（女子じょし４４％に対たいし、男子だんし３３％）。

だが１０代世代だいせだいで見みると、過半数かはんすうにあたる５１％が「大体適度だいたいてきどに」スマホを利用りようしていると回答かいとうした。

スマホを使用しようしていない間まの気持きもちを尋たずねる質問しつもんでは、「時ときどき々」もしくは「大抵たいてい」楽たのしいと感かんじるという回答かいとうが７２％だったのに対たいし、４４％はスマホがないと不安ふあんだと回答かいとうした。

報告書ほうこくしょでは、「年齢ねんれいによって７～３２％と開ひらきはあるが、少数しょうすうの若者わかものが」スマホがないと「孤独こどくやいら立たち、不安ふあんを感かんじる」ことが多おおいと指摘してきしている。

今回こんかいの調査ちょうさは２０２３年ねん９月がつ２６日にちから１０月がつ２３日にちまで、１３～１７歳さいの全米ぜんべい１４５３人にんの若者わかものとその保護者ほごしゃを対象たいしょうに行おこなわれた。