自民党の
派閥の
政治資金パーティーをめぐる
問題で、
自民党と
立憲民主党は
安倍派の
下村元政務調査会長が
出席する
衆議院政治倫理審査会を
来週18
日に
開催することで
合意しました。
今回の問題で、衆議院政治倫理審査会では、先に岸田総理大臣と、安倍派と二階派の事務総長だった5人が出席して弁明と質疑が行われたのに加え、同じく安倍派の事務総長経験者の下村元政務調査会長が12日、新たに出席を申し出たことから、与野党が具体的な日程を協議していました。
こうした中、自民党の御法川国会対策委員長代理と立憲民主党の笠国会対策委員長代理が14日、国会内で会談し、下村氏が出席する審査会を来週18日に開催することで合意しました。
審査会は下村氏の意向を踏まえ、報道関係者にも公開される見通しです。
安倍派では、おととし4月に当時会長だった安倍元総理大臣が派閥から議員側へのキックバックをとりやめる方針を決めたものの、同じ年の7月に安倍氏が亡くなり、キックバックが続けられたことがわかっています。
下村氏はキックバックの取り扱いをめぐる幹部らの協議に出席していたとされることから、審査会でどのような説明を行うかが注目されます。