安全への信頼性が揺らぐなか、アメリカの航空機大手「ボーイング」はカルフーンCEOが今年の年末に退任すると発表しました。
ボーイングを巡ってはアラスカ航空が運航する737MAX9型機が1月にオレゴン州の上空で飛行中にパネルが吹き飛び緊急着陸する事故が発生し、FAA(アメリカ連邦航空局)が同型機の運航を停止するよう指示を出すなど安全性に対する懸念が高まっていました。
カルフーンCEOは従業員に向けた声明で「アラスカ航空の事故は大きな転機となった」「この事故に対して謙虚さと完全な透明性をもって、対応し続けなければならない」と述べています