横断歩道を渡っているとき、車などとぶつかって亡くなった人や大きなけがをした人が増えています。警察庁は、今までの5年に、信号がない横断歩道を渡っている人と車がぶつかった2627の事故を調べました。
横断歩道の前でスピードを遅くした車は147台だけで、10%以下でした。運転している人が、渡っている人を見つけたときのスピードは、60%以上の車が時速31km以上でした。このスピードで車がぶつかると、亡くなる危険が高くなります。
法律では、横断歩道を渡っている人や渡りたい人がいるとき、車は一度止まらなければなりません。人がいるか、いないかわからないときは、スピードを遅くしなければなりません。警察庁は、運転する人はしっかり気をつけるように言っています。