政府シェルターの整備方針決定沖縄の5市町村に新施設 - Easy News

有事ゆうじに備そなえ、政府せいふは、住民じゅうみんを守まもるシェルターの整備せいび方針ほうしんを決きめました。

沖縄おきなわの5つの市町村しちょうそんに堅けんろうな構造こうぞうの新あらたな施設しせつを作つくるほか、全国ぜんこくに5万まんか所かしょ以上いじょうある一時いちじ的てきな避難ひなん施設しせつもシェルターと位置いちづけ、設備せつびの拡充かくじゅうを検討けんとうするとしています。

整備せいび方針ほうしんでは、いわゆる「台湾たいわん有事ゆうじ」なども念頭ねんとうに、近接きんせつする沖縄おきなわの先さき島とう諸島しょとうの住民じゅうみんを守まもる対策たいさくを強化きょうかする必要ひつようがあるとして

▽石垣いしがき市し

▽宮みや古島こじま市し

▽与那国よなぐに町まち

▽竹富たけとみ町まち

▽多良間たらま村むらの

5つの市町村しちょうそんに「特定とくてい臨時りんじ避難ひなん施設しせつ」とする新あらたなシェルターを作つくるとしています。

「特定とくてい臨時りんじ避難ひなん施設しせつ」は、ミサイルの爆風ばくふうにも耐たえられるよう、外壁がいへきの厚あつさが30センチ以上いじょうある鉄筋コンクリートてっきんこんくり-との堅けんろうな構造こうぞうにし、国くにの財政ざいせい支援しえんを受うけた自治体じちたいが公共こうきょう施設しせつなどの地下ちかに設もうけるとしています。

また、避難ひなん者しゃ1人にん当あたり2平方メートルへいほうめ-とる程ほどのスペースを確保かくほし、備蓄びちく倉庫そうこや電気でんき・通信つうしん設備せつびなども備そなえ、2週間しゅうかん程度ていどは身みを寄よせられる環境かんきょうを整ととのえる計画けいかくです。

一方いっぽう、有事ゆうじへの対応たいおうをめぐり、政府せいふは、全国ぜんこくの頑丈がんじょうな建物たてものなど5万まん6000か所かしょ以上いじょうを「緊急きんきゅう一いち時じ避難ひなん施設しせつ」に指定していしてきていますが、これらもシェルターに位置いちづけ、設備せつびの拡充かくじゅうを検討けんとうするとしています。