帝国データバンクによりますと、全国に展開するシネマコンプレックスなど、大手映画館50社のうち32社が去年以降にチケット代を値上げし、このうち27社は今年に入ってから値上げしました。
また、全体の4割を超える21社で今月から一般料金を2000円に値上げし、価格帯として最も多くなりました。
相次ぐ値上げには、電気料金などの光熱費やアルバイトなどの人件費の上昇が背景にあるということです。
帝国データバンクは、値上げの波が食品などの「モノ」からテーマパークや映画館などの「サービス」に及んでいると指摘しています。