米女優アヨ・エデビリさんは、実業家イーロン・マスク氏がエデビリさんに対する多くの否定的な意見を助長したことで、本当に「ばかばかしい時間」を過ごしたと振り返った。ドラマ「一流シェフのファミリーレストラン」で知られるエデビリさんは、ここ数日にわたってSNSに昨年起きた出来事を投稿した。このことが人種差別や殺害の脅迫につながったという。投稿によると、マスク氏は、エデビリさんが映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の新作でジョニー・デップの代役として検討されているという虚偽の投稿を拡散した。マスク氏はX(旧ツイッター)でこの偽の投稿に対し「ディズニーは最悪だ」と反応した。ディズニーは「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズを制作している。「この人のせいで、聞いたこともない偽のリブート版映画のために人生で最も狂った殺害予告や人種差別の一つを受けたときのことを思い出した(これが1番かどうかはわからないけど、間違いなくトップ3には入る)」(エデビリさん)マスク氏について投稿した後、エデビリさんは友人からのメッセージをシェア。メッセージはエデビリさんが「パイレーツ」ですばらしい主演を務めると思うと伝えている。これに対しエデビリさんは「(多様性・公平性・包摂性を意味する)DEI(主義者)じゃないけど、考えが変わった。もうかるかもしれない」と冗談で応じた。エデビリさんは、マスク氏に関する自分の発言をメディアが報道したことに異議を唱えているようで、12日には次のように投稿した。「私のインスタグラムのストーリーズを取り上げるのはやめて」「ただばかばかしい時間を過ごそうとしているだけだから」