ノルウェーで開かれているスピードスケートの世界距離別選手権は、開幕まで11か月ほどとなったミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックのプレシーズンを締めくくる大会で、15日、大会3日目のレースが行われました。
このうち女子1000メートルには、3年前の北京オリンピックで金メダルを獲得し、今シーズンのワールドカップでは総合優勝した高木選手が出場しました。
高木選手は最初の200メートルと600メートルの通過は全体3位のタイムでしたが、その後は持ち味の粘り強い滑りを見せました。
そして、先の組で滑ってトップだったオランダの選手のタイムより0秒23速い1分14秒75でフィニッシュし金メダルを獲得しました。
高木選手は去年に続く優勝で、この大会の個人種目での2連覇は、日本の女子選手では初めてとなります。
このほかの日本選手は山田梨央選手が1分15秒61で6位、吉田雪乃選手が1分16秒06で8位でした。
そのほかの種目では
女子5000メートルでは堀川桃香選手が7分10秒18で9位でした。
男子1000メートルでは、小島良太選手が1分9秒10で10位、山田和哉選手が1分10秒11で22位、新濱立也選手が1分10秒28で23位でした。
一斉にスタートしてリンクを16周する男子マススタートでは、佐々木翔夢選手が13位でした。