日本では6年ぶりの大リーグの公式戦となるドジャースとカブスの開幕シリーズ2連戦は18日から始まり、開幕投手はドジャースが山本投手、カブスは今永投手がそれぞれ務めることになっています。
これを前に、16日は会場の東京ドームで山本投手が会見し「もうルーキーではないので、チームの一員として頑張っていきたい。これまでお世話になった人や友人、日本のファンの方々が見に来ていただける機会なのでいい姿を見せられたらうれしい」と心境を語りました。
そして、大リーグで初めて開幕戦で日本の投手どうしが投げ合うことについては「東京での開幕戦で日本人どうしが先発する特別な試合なので、自分の力を出せるよう頑張りたい。応援の力はとても大きいと感じているので、そういう力をパフォーマンスとして出したい」と決意を示しました。
16日夜は大谷翔平選手や佐々木朗希投手とともにチームメートを招いた食事会を企画しているということで、「おすしや焼き鳥を用意している。東京に来てみんながうれしそうにどこに行ったとか話してくれて、僕も日本人としてうれしい。楽しんでもらいたい」と気遣いを見せていました。
会見のあと山本投手は阪神とのエキシビションゲームが行われる前のグラウンドに出てキャッチボールで調整しました。
グラウンドでは開幕シリーズの第2戦に先発する佐々木投手もキャッチボールをしたあとダッシュを繰り返し、大リーグデビューとなる19日の試合に備えていました。