トランプ大統領は17日、記者団に対し、ウクライナ情勢をめぐって「あすの朝、プーチン大統領と話す」と述べ、アメリカ東部時間の18日午前、日本時間の18日夜から19日未明の間に、ロシアのプーチン大統領と電話会談を行うと明らかにしました。
そして「ロシアとウクライナの状況はよくない。和平合意と停戦、そして、平和を実現できるかどうか見極める。私はそれができると考えている」と述べて、ウクライナでの停戦の実現に重ねて意欲を示しました。
さらに、前線でロシア軍に包囲されているウクライナ兵がいるとの認識を示し「私は深刻な状況に陥っている兵士たちを救うため、プーチン大統領と話す」と述べて、協議する考えを示しました。
また、トランプ大統領は別の場所で、記者団に対し「われわれは非常に大事な電話会談を行う。重要な段階にさしかかっている」と述べました。
このあと、トランプ大統領はSNSに「最終合意の多くの要素についてすでに合意に達しているが、まだ多くのことが残っている。プーチン大統領との電話を楽しみにしている」と投稿し、今回の電話会談を通じて協議を前進させたい考えを示しました。