熊本県阿蘇地域振興局によりますと、車の立往生が発生したのは観光客に人気の大観峰へと続く国道212号線や、「ミルクロード」と呼ばれる県道339号線などです。
県道339号線では、ノーマルタイヤの車がスリップ事故を起こしたため後続の車が立往生し、振興局では道路を通行止めにして除雪作業を進めているということです。
警察によりますと、30台ほどが立往生したという情報がありますが、けがをした人や体調不良を訴えている人がいるという情報は、入っていないということです。
振興局は「19日まで雪が降る可能性があるので、山間部の道路ではノーマルタイヤのまま走るのは控えてほしい」と呼びかけています。
午後1時50分ごろに撮影された、阿蘇市の国道57号の様子です。
雪が降り地面にうっすらと積もる中、乗用車やトラックが立往生しているような様子が確認できます。
撮影した男性は「現在は解消しましたが、2時間ほど車が動きませんでした。正確には分かりませんが、50台ほどは止まっていたのではないかと思います。大型の車がレッカーされたあと少しずつ車が流れて、移動することができました」と話していました。