今年1月時点の全国の地価が発表されました。 国土交通省によりますと、今年1月1日時点の全国およそ2万5500地点の地価は、1年前と比べて全用途の平均がプラス2.7%、住宅地がプラス2.1%、商業地がプラス3.9%でした。 上昇率はバブル期の水準と比べるとまだ低いものの、1991年以来の高さとなりました。 訪日外国人の急増で観光地やリゾート地の上昇が目立ったほか、半導体の製造工場が進出した地域や再開発が進むエリアでも大幅に上昇しました。 全国で最も高かったのは商業地で北海道千歳市(48.8%)、住宅地でも同じ北海道の富良野市(31.3%)でした。 地価が最も高かったのは19年連続で東京の銀座4丁目で(山野楽器銀座本店)、1平方メートルあたり6050万円(8.6%上昇)でした。