アメリカのヘグセス
国防長官が
来週初めからハワイやフィリピン、
日本などへの
訪問を
始め、
日本では
先の
大戦で
激戦地となった
硫黄島で
行われる
日米合同の
追悼式に
出席することになりました。
アメリカ国防総省は21日、ヘグセス国防長官が来週初めから軍の基地などがあるハワイとグアムに続いてフィリピンと日本を訪問すると発表しました。
ヘグセス長官がこの地域を公式に訪れるのは今回が初めてで「自由で開かれたインド太平洋という共通のビジョンに向けて同盟とパートナーシップを強化するための取り組みを推進する」としています。
日本では先の大戦の終結からことしで80年となるなか、激戦地となった硫黄島で行われる日米合同の追悼式に出席するほか、日本の指導者らと会談する予定だということです。
ヘグセス長官は先月13日に行った記者会見で、軍事力の拡大を続ける中国の脅威に警戒感を示した上で「アメリカだけでは中国を抑止することはできない」と述べていて、今回の訪問を通じて日本やフィリピンとの連携強化をはかるものとみられます。