そのうえで、イスラエルへの連帯れんたいを表明ひょうめいし、自衛じえいの権利けんりを支持しじする考かんがえを示しめしたということです。

またメルケル首相しゅしょうは、双方そうほうで多おおくの市民しみんが犠牲ぎせいになっている状況じょうきょうを受うけて、戦闘せんとうができるかぎり早期そうきに終結しゅうけつすることを望のぞんでいると伝つたえたということです。

エジプトのシシ大統領だいとうりょうは17日にち、訪問ほうもん先さきのフランスで、マクロン大統領だいとうりょうと会談かいだんしました。

エジプトは、アラブ諸国しょこくの中なかでイスラエルと最もっとも早はやく国交こっこうを結むすんだ国くにで、過去かこのイスラエルと、イスラム原理げんり主義しゅぎ組織そしきハマスとの衝突しょうとつでも停戦ていせんの調停ちょうてい役やくを担にない、今回こんかいもその役割やくわりが期待きたいされています。

フランス大統領だいとうりょう府ふによりますと、会談かいだんで両りょう首脳しゅのうは暴力ぼうりょくの拡大かくだいと民間みんかん人じんの犠牲ぎせいが増ふえていることに懸念けねんを示しめし、一刻いっこくも早はやい停戦ていせんに持ち込もちこむことが重要じゅうようだという認識にんしきで一致いっちしました。

そのうえでマクロン大統領だいとうりょうは、エジプトによる調停ちょうていの努力どりょくを支持しじする考かんがえを示しめし、両りょう首脳しゅのうは速すみやかな停戦ていせんに向むけたあらゆる調整ちょうせいを続つづけることを確認かくにんしました。

マクロン大統領だいとうりょうは記者きしゃ会見かいけんで、「停戦ていせんは、再ふたたび攻撃こうげきの応酬おうしゅうに戻もどらないよう保証ほしょうするためのカギとなる」と強調きょうちょうしたうえで、停戦ていせんに向むけた具体ぐたい的てきな提案ていあんを検討けんとうするために、数すう日にち中ちゅうにシシ大統領だいとうりょうやヨルダンのアブドラ国王こくおうと協議きょうぎする方針ほうしんを明あきらかにしました。

そのうえで「私わたしたちは、現地げんちの緊張きんちょうを緩和かんわするために声明せいめいを出だしたり、行動こうどうを起おこしたりしている。だから日々ひび起おきていることを評価ひょうかするつもりはない。暴力ぼうりょくを停止ていしさせイスラエル、パレスチナ双方そうほうの犠牲ぎせい者しゃをなくすことが重要じゅうようだ」と述のべ、事態じたいを沈静ちんせい化かするために外交がいこう努力どりょくを続つづけていることを改あらためて強調きょうちょうしました。