IOC=
国際オリンピック
委員会のコーツ
調整委員長が21
日、
東京オリンピックが
緊急事態宣言が
出されている
期間と
重なる場合でも開催できるという
認識を
示したことについて、
競泳の
日本代表チームで
キャプテンを
務める入江陵介選手は「
みんなの
意見を
聞いて、
どうしたら
納得した
形で
行えるのか
しっかり議論してほしい」と
話しました。
IOCのコーツ調整委員長は、21日、東京大会の準備状況を確認する会議のあとの記者会見で東京大会が緊急事態宣言の出されている期間と重なる場合に開催されるのかという質問に対し、今月、日本で陸上や飛び込みなどのテスト大会が行われたことなどを根拠に開催できるという認識を示しました。
このことについて、22日、茨城県ひたちなか市で行われている大会に出場した競泳の日本代表チームで、キャプテンを務める入江選手は「代表として、オリンピックに向けて強化していくことが自分たちの課題だと思う一方で、現状にも向き合っていかないといけないとも感じている」と複雑な心境を明かしました。
そのうえで「アスリートは常にニュースに耳を傾けているし、何が何でもオリンピックをやりたいという気持ちはない。中止を求める意見も、開催してほしいという意見もある中で、みんなの意見を聞いて、どうしたら納得した形で行えるのかしっかり議論してほしい」と話しました。