「雪割りなばな」は、冬のあいだは雪の下で寝かせる葉物野菜で、寒さに耐えることで糖度が上がり、雪どけ水を吸い上げることで、みずみずしい味わいになると言われています。
地元の農協によりますと、「雪割りなばな」は、ビタミンや食物繊維が豊富で、ことしは晴れて暖かい日が続いていることから、生育は順調だということです。
中野さんは、「シンプルにゆでて食べてもおいしいですし、甘くて、味に癖がないので、どんな料理にも合います。ぜひ旬の味を楽しんでもらいたい」と話していました。
「雪割りなばな」の収穫は、今月下旬まで続き、地元のスーパーで販売されるほか、札幌市や旭川市にも出荷されるということです。