「ChatGPT」は、質問をすると人が書いたように答えるAIです。文章を書いたりまとめたり、いろいろな使い方ができます。
神奈川県の横須賀市は、職員が「ChatGPT」を使って仕事をするテストを始めました。約4000人の職員が1か月、文章を書いたり、会議で話したことをまとめたりするために使います。計画を立てることにも使います。
市は、「ChatGPT」を使うと、職員が最初から文章を書く場合に比べて、時間が半分以下になることがあると言っています。
しかし、大事な情報が外に出てしまうことを心配する人がいます。このため市は、市民の名前や住所など、ほかの人に知られたら困る情報を「ChatGPT」に書くことを禁止しています。
日本の役所が「ChatGPT」を仕事に使うのは、初めてです。