フィギュア 宇野うの昌あきら磨みがく2位い 鍵山かぎやま優ゆう真ま3位い GPファイナルが開幕かいまく

フィギュアスケートのグランプリファイナルは、11月つきまで行おこなわれたグランプリシリーズ6大会たいかいで上位じょういの成績せいせきを収おさめた選手せんしゅたちが出場しゅつじょうする大会たいかいで、7日にちに中国ちゅうごく 北京ぺきんで開幕かいまくしました。

初日しょにちは男子だんしシングル前半ぜんはんのショートプログラムが行おこなわれ、日本にっぽんからは、大会たいかい連覇れんぱを目指めざす宇野うの選手せんしゅ、去年きょねんの北京ぺきんオリンピックの銀ぎんメダリストで、この大会たいかいは初はつ出場しゅつじょうの鍵山かぎやま優ゆう真ま選手せんしゅ、それに、18歳さいの三浦みうら佳生よしお選手せんしゅの3人にんが出場しゅつじょうしました。

このうち、宇野うの選手せんしゅは冒頭ぼうとうで高こう難なん度どの4回転かいてんフリップを滑なめらかに決きめると、続つづく4回転かいてんと3回転かいてんの連続れんぞくジャンプも危あぶなげなく着き氷こおりしました。

宇野うの選手せんしゅは基礎きそ点てんが上あがる後半こうはん、トリプルアクセルを決きめたほか、スピンとステップも、すべて最高さいこう評価ひょうかでそろえて、シーズンベストを更新こうしんする106.02をマークして2位いでスタートしました。

一方いっぽう、11月つきのNHK杯はいで優勝ゆうしょうし、好調こうちょうなまま臨のぞんだ鍵山かぎやま選手せんしゅは、冒頭ぼうとうで高たかさと幅はばのある4回転かいてんサルコウを決きめて、高たかい出来栄できばえ点てんを獲得かくとくしました。

このあとも大おおきなミスなく、磨みがいてきた高たかい表現ひょうげん力りょくも発揮はっきし、103.72で3位いにつけました。

この2人にんを上回うわまわったのは、アメリカのイリア・マリニン選手せんしゅで、ショートプログラムでは、世界せかいで初はじめて4回転かいてんアクセルを着き氷こおりするなど、難なん度どの高たかいジャンプを次々つぎつぎと決きめて、今こんシーズンの世界せかい最高さいこう得点とくてんとなる106.90でトップに立たちました。

三浦みうら選手せんしゅはジャンプにミスが出でて94.86で4位いでした。

後半こうはんのフリーは、9日にちに行おこなわれます。