女性が1人もいない消防団があることが分かりました。
消防団の人は、近くで火事や災害が起こったとき、火を消したり町の人を助けたりします。いつもは別の仕事をしています。18歳以上の人は、男性でも女性でも消防団に入ることができます。
NHKが調べると、東京都の10の市と町と村では、消防団に女性がいませんでした。理由について市などは「女性のトイレや服を着替える場所などがないため」などと答えました。
女性が大勢いる消防団の人は「けがの手当てをするときなどに、男性が気づかないようなことに気づいて、声をかけることができます」と話しています。そして、「男性でも女性でも、消防団に入ってもらうことが大事です」と話しています。