メルセデス・ベンツの工場で銃撃、２人死亡　独南部 - Easy News

ドイツ南部なんぶのジンデルフィンゲンにある自動車じどうしゃメーカー大手おおてメルセデス・ベンツの工場こうじょうで１１日にち、銃撃じゅうげきが発生はっせいし、２人ふたりが死亡しぼうした。警察けいさつと同社どうしゃが明あきらかにした。

警察けいさつがツイッターで投稿とうこうしたところによると、銃撃犯じゅうげきはんの５３歳さいの男おとこは既すんでに逮捕たいほされ、工場こうじょうの従業員じゅうぎょういんへの危険きけんはなくなった。事件じけんは「銃乱射じゅうらんしゃ」ではなかったとしている。

被害者ひがいしゃの１人ひとりは現場げんばで重傷じゅうしょうを負おい、病院びょういんで死亡しぼうしたと、警察けいさつは付つけ加くわえた。他ほかに負傷者ふしょうしゃは出でていないという。

メルセデス・ベンツによると、被害者ひがいしゃと銃撃犯じゅうげきはんはどちらも外部がいぶのサービス業者ぎょうしゃの従業員じゅうぎょういんだった。

事件じけんは現地時間げんちじかんの午前ごぜん７時じ４５分前後ふんぜんごに発生はっせい。警察けいさつは現在げんざいも動機どうきを捜査そうさしている。

警察けいさつの声明せいめいによれば、銃撃犯じゅうげきはんは工場こうじょうのホールに入はいって２人りに発砲はっぽうした。その後警備員こうけいびいんが取とり押おさえて警察けいさつに引ひき渡わたしたという。逮捕たいほの際さいは無抵抗むていこうだった。

メルセデス・ベンツは声明せいめいを出だし、事件じけんの影響えいきょうが及およんだ工場こうじょうの一部いちぶでは今週末こんしゅうまつまで稼働かどうを停止ていしするとした。それ以外いがいの箇所かしょは「予定通よていどおり」稼働かどうし続つづけるという。

同社どうしゃのウェブサイトによれば１９１５年ねんに創設そうせつされた同工場どうこうじょうは、メルセデス・ベンツの工場こうじょうとして最もっとも長ながい歴史れきしを持もち、現在げんざい３万まん５０００人にんの従業員じゅうぎょういんが働はたらいている。