兵庫県尼崎市は23日、市が仕事を頼んだ会社が、市に住んでいる約46万人全員の情報が入ったUSBメモリーをなくしたと言いました。USBメモリーには名前や住所、税金などの情報が入っていました。
市によると、会社の人は市の許可がないのに、USBメモリーを市の建物から別の場所に持って行って、仕事をしました。そのあと、USBメモリーの情報を消さないでかばんに入れて、店に酒を飲みに行きました。そして、かばんをなくしました。
市は、USBメモリーはパスワードがかけてあって、今までに情報がどこかに出たという連絡はないと言っています。
市は「同じことが絶対にないようにして、みなさんが安心できるように努力します」と言って、謝りました。