福島県大熊町には、福島第一原子力発電所があります。2011年に原発で事故があったあと、住んでいた人たちは避難しなければならなくなりました。今も町の約60%は、住んでいた人も入ることができない帰還困難区域になっています。
政府は、この場所で放射線を出す物質を片づけています。そして会議の結果、帰還困難区域の約20%は生活できるようになったと言って、6月30日から住んでいた人が戻ることができると決めました。
近くにある葛尾村でも今月12日、帰還困難区域の一部で戻ることができるようになりました。大熊町は2つ目の場所です。