13日、円相場は今年最も円安となる、一時1ドル=151円80銭となりました。
去年10月の為替介入直前の水準である1ドル=151円94銭に近づき、その後も一時151円台後半の値動きが続いています。
依然、日米の金利差は広がっていて、金利の低い円を売って、金利の高いドルを買う「円売り・ドル買い」の動きが強まっています。
ソニーフィナンシャルグループ シニアアナリスト 石川久美子氏:「アメリカの長期金利が上昇したというのが背景にあって、米ドル高が進んでいます」
今後、円安はどこまで進むのでしょうか。
石川氏:「私たちの見通し通りで行くならば、MAXで154円台で止まるのではないかと考えている。今後、日本の金融政策自体は緩和状態、当面継続の見通しですが、アメリカの方が注目になります」