木星の衛星「エウロパ」に生命に適した環境が存在するのかを探るため、NASA(アメリカ航空宇宙局)は探査機を打ち上げました。
木星の衛星「エウロパ」は表面は厚い氷で覆われていますが、内部には液体があると考えられています。
このエウロパに生命が生存する環境が存在するのかを探るためにNASAは14日、探査機「エウロパ・クリッパー」を打ち上げました。
これまでで最も大きな惑星探査機だということです。
6年後の2030年に木星の周回軌道に入り、50回近くエウロパに接近して探査を行う予定です。
天文科学者らはエウロパには生命の源となる要素の水、エネルギー、適切な化学物質などが存在している可能性があると考えていて、探査に大きな期待を寄せています。