ミャンマーで軍事政権に反対する民主化運動が全国に広がった1988年8月8日から8日で35年です。在日ミャンマー人らが都内の大使館の前に集まり、軍事政権に抗議しました。
8日午後3時ごろ、都内のミャンマー大使館の前でおよそ150人の在日ミャンマー人らが抗議集会を行いました。
35年前の8日、学生が治安部隊によって射殺されたことをきっかけに、民主化運動が全国に広がりました。
この日付から「8888民主化運動=シッレイロン」と呼ばれています。
治安部隊による徹底した弾圧では学生や僧侶などの一般市民、数千人が犠牲になったといわれています。
今も変わらず、民主化が確立されていないミャンマーの現状に、デモの参加者は「軍事独裁政権を終わらよう」「真の民主主義を確立しろ」などと抗議の声を上げました。