ホットドッグ早食はやぐい連覇れんぱのチェスナットさん、今年ことしは不出場ふしゅつじょう　ビーガン企業きぎょうとスポンサー契約けいやく

米独立記念日恒例べいどくりつきねんびこうれいのホットドッグ早食はやぐい大会たいかいで連勝れんしょうしているジョーイ・チェスナットさんが、同大会主催者どうたいかいしゅさいしゃと競合きょうごうする植物由来食品しょくぶつゆらいしょくひんのインポッシブルフーズと契約けいやくを結むすんだ。今年ことしのホットドッグ早食はやぐいには出場しゅつじょうしない。

ネイサンズ大会たいかいを主催しゅさいするメジャーリーグ・イーティング（ＭＬＥ）は、「ジョーイ・チェスナットさんが有名ゆうめいなネイサンズの２０２４年大会ねんたいかいに出場しゅつじょうするよりも、植物由来しょくぶつゆらいのホットドッグを販売はんばいする競合きょうごうブランドを選えらんだと知しって悲嘆ひたんに暮くれている」との声明せいめいを発表はっぴょうした。

チェスナットさんは、米独立記念日べいどくりつきねんびの７月がつ４日よっかに開ひらかれるネイサンズのホットドッグ早食はやぐい大会たいかいで１６回かいの優勝ゆうしょうを果はたし、２１年ねんには１０分間ぷんかんでホットドッグ７６個こを平たいらげて世界記録せかいきろくを達成たっせい。ホットドッグなどの大食たいぐいで数十万すうじゅうまんドルを稼かせいでいるといわれる。

ＭＬＥはチェスナットさん側がわとの妥協だきょうを探さがり、レイバーデー（労働者ろうどうしゃの日ひ）に開ひらかれる競合大会きょうごうたいかいへの出場しゅつじょうも認みとめたと説明せつめい。「競合きょうごうブランドの顔かおになってはいけないという長年ながねんのルールがある」と強調きょうちょうした。

チェスナットさん名なのＸ（旧きゅうツイッター）アカウントには１１日にち、「ＭＬＥやネイサンズとは契約けいやくしていない。彼かれらは私わたしが一緒いっしょに働はたらける他ほかのパートナーとの関係かんけいについて、過去かこのルールを変更へんこうしようとしている」と書かき込こまれた。

ネイサンズと出場者しゅつじょうしゃとの対立たいりつは今回こんかいが初はじめてではない。チェスナットさんのライバルだったかつてのチャンピオン、小林尊こばやしたけるさんは１０年大会ねんたいかいに出場しゅつじょうしなかった。同社どうしゃが小林こばやしさんに独占契約どくせんけいやくを結むすばせようとして争あらそいになったことが原因げんいんだったと伝つたえられている。

インポッシブルフーズはチェスナットさんについて「彼かれがどの大会たいかいを選えらぼうと支持しじする。新あたらしいドッグを試ここのしても構かまわない。肉にくを食たべる人ひとたちを１つのウインナーのみに独占どくせんさせるべきではない」とコメントしている。