事件現場から500
メートルほど
離れたところに
住む50
代の
女性は、
亡くなった
竹内靖子さん(70)と
村上幸枝さん(66)が2
人で
夕方に
散歩する
姿を
よく見かけていました。
事件当日も、通報があったおよそ20分前の午後4時すぎ、2人が家の前を現場の方に向かって南から北へ向かって歩くのを見ていました。
そして、しばらくたったあとサイレンの音がしたということです。
午後5時ごろ現場の様子をみていましたが、パトカーが周囲に拡声器で「止まってください」と呼びかけていたということです。
午後6時ごろに女性が撮影した動画には、現場付近に多くのパトカーや救急車が集まっているのが写っています。
女性は「事件が起きた日も2人はいつもと変わらず、仲よさそうに話をしながら歩いていました。あいさつをすると返してくれるような2人で、なぜ、事件に巻き込まれたのか驚いています」と話していました。
去年秋ごろから一緒に談笑して散歩する姿
事件現場の
近くに
住む男性によりますと、
亡くなった
竹内靖子さんと
村上幸枝さんが、
去年の
秋ごろから
一緒に
散歩している
姿を
見かけるようになったということです。
男性は「散歩していたのは、だいたい午後3時から4時ごろで、散歩仲間がほかにいるようなことはなくいつも2人で歩いていました。2人は散歩中によく談笑していました」と話していました。
亡くなった竹内さんの弟「家族思いの姉」
亡くなった
竹内靖子さんの
弟が
取材に
応じ、「
姉は
元気ですごく
明るく、
友人と
散歩するのを
いつも楽しみにしていました。
うちに
遊びに
来ていたとき、『
友達と
散歩するから』と
言って
自宅に
早く
帰ることもありました。
趣味で
作った
パンや
お菓子、
押し花を
実家に
持ってきてくれたり、
高齢の
親の
面倒も
よくみてくれたりしていて、
とても家族思いの
姉でした」と
話していました。
また、「事件で姉が亡くなったことは信じたくない気持ちで、いまもとてもショックが大きいです。容疑者には一生をかけて罪を償ってほしいです」と話していました。
竹内さんの知人「ショックで残念」
また、
竹内靖子さんと40
年来の
知人だという
近所に
住む女性は「1
年半ほど
前から
竹内さんは、
亡くなった
村上幸枝さんと2
人で
地域を
散歩する
様子を
見かけるようになりました。
なぜ散歩を
始めたのか
聞いてみたら、
竹内さんが『
体にいいと
思ったから、
私から
村上さんを
誘って
歩くようになったの』と
話していて、2
人とも
とても楽しそうに
笑顔で
散歩しているのが
印象的でした。
散歩をしている2
人の
楽しそうな
様子からは、
とても誰かの
悪口を
話しているようには
見えませんでした」と
話していました。
また、「竹内さんはパン教室や陶芸教室、押し花教室に通うなどとても明るく元気な人で、誰にでも気さくに話しかけてくれました。私とはお互い猫を飼っていたこともあって、よく猫の話題で盛り上がりました。このような形で突然、亡くなったことはとてもショックで残念です」と話していました。
警察や
目撃者への
取材から
これまでにわかっている
事件の
経緯です。
事件発生 110番通報「男が女性を刺した」
5
月25
日午後4
時26
分ごろ、
中野市江部で「
男が
女性を
刺した」と110
番通報がありました。
女性を刃物で襲う
当時、
近くにいた
男性が
事件を
目撃していました。
男性が畑で仕事をしていたところ、女性が「おじさん、助けて」と言いながら走ってきたといいます。この女性は被害者の1人、村上幸枝さん(66)でした。
村上さんの後ろからは迷彩服姿の青木政憲容疑者(31)が追いかけてきました。手には長さ数十センチのナイフを持ち、村上さんに追いつくと背中を刺し、あおむけに倒れたところを上から胸を刺したということです。
男性が青木容疑者に対し、「なんでこんなことをするんだ」と言ったところ、「殺したいから殺してやった」と言って、現場を歩いて離れたということです。
村上さんとふだんから一緒に散歩をしていたという竹内靖子さん(70)も、この前後に容疑者の自宅付近で刺されたとみられます。
パトカー到着後に銃声が2回
村上さんを
刺したあと
容疑者はいったん
自宅に
戻ったとみられます。
通報を受けて中野警察署の玉井良樹警部補(46)と池内卓夫巡査部長(61)が乗ったパトカーが、村上さんが刺された現場に駆けつけます。
すると、そこに容疑者が再びあらわれ、散弾銃をもって近づいてきました。
このときの様子を村上さんの救命処置にあたっていた男性が目撃していました。
容疑者は警察官2人が乗ったパトカーの窓ガラスに銃口をあて、銃声が2回鳴り響きました。
男性は「いきなり、パトカーの運転席側に向かって銃を向けた。笑みを浮かべて楽しんでいる様子だった。そのあと、発砲音が2回聞こえた」と話していました。
その後、容疑者は北の方角へ向かいました。
自宅で立てこもり 再び銃声が2回
容疑者が
向かった
先は
村上さんを
襲った
現場から
北に100
メートル余り離れた
自宅。
自宅に入った容疑者は立てこもりを始めます。自宅には容疑者のほかに母とおばがいました。
そして、3時間ほどたった午後8時前後、家からは銃声があわせて2発確認されました。捜査関係者によりますと2度、みずからを銃で撃とうとしたとみられるということです。
そして、8時半ごろにはこの建物から母親が逃げ出して保護されたのに続き、翌0時10分ごろおばが逃げ出し、保護されました。
自宅から出てきたところを確保
その後も1
人で
立てこもりを
続けた
容疑者に対して警察と
父親が
説得にあたりました。
そして、事件から半日がたった午前4時半すぎ、容疑者が応じて外に出てきたということです。
外に出てきた際には手を頭に乗せる様子もみられ、凶器などを持っていないことを確認したうえで身柄を確保しました。
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Source: NHK
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