市川いちかわ猿之助えんのすけ被告ひこく 午後ごご1時半じはんから初はつ公判こうはん 1000人にん超ちょうが列れつ 東京とうきょう地裁ちさい

午後ごご1時半じはんからの裁判さいばんについては、随時ずいじ更新こうしんでお伝おつたえします。

歌舞伎かぶき俳優はいゆうの市川いちかわ猿之助えんのすけ、本名ほんみょう・喜き熨斗のし孝彦たかひこ被告ひこく（47）は、ことし5月つき、父親ちちおやの市川いちかわ段四郎だんしろうさん（当時とうじ76）と75歳さいの母親ははおやに睡眠すいみん導入どうにゅう剤ざいを手渡てわたして服用ふくようさせ自殺じさつを手助てだすけしたとして、自殺じさつほう助ほうじょの罪つみに問とわれています。

初はつ公判こうはんは20日にち午後ごご1時半じはんから東京とうきょう地方ちほう裁判所さいばんしょで開ひらかれる予定よていで、午前ごぜん中ちゅうに行おこなわれた傍聴ぼうちょう券けんの抽ちゅうせんには多おおくの人ひとが訪おとずれ、長ながい行列ぎょうれつができていました。

猿之助えんのすけ被告ひこくは逮捕たいほ後ごの警視庁けいしちょうの調しらべに対にたいし、容疑ようぎを認みとめたうえで「私わたしに関にかんするパワーハラスメントやセクシュアルハラスメントなどの記事きじが週刊しゅうかん誌しに掲載けいさいされることが自殺じさつすることになった大おおきな引き金ひきがねとなっている」などと供述きょうじゅつしていました。

初はつ公判こうはんでも起訴きそされた内容ないようを認みとめるとみられ、動機どうきやいきさつについてどのように話はなすのか注目ちゅうもくされます。

1000人にん超ちょうが傍聴ぼうちょう希望きぼう

市川いちかわ猿之助えんのすけ被告ひこくの初はつ公判こうはんの傍聴ぼうちょう券けんの抽ちゅうせんは午前ごぜん11時じすぎに行おこなわれ、東京とうきょう地方ちほう裁判所さいばんしょには1時間じかん以上いじょう前まえから希望きぼうする多おおくの人ひとたちが行列ぎょうれつを作つくりました。

歌舞伎かぶきファンの40代だいの女性じょせいは、「事件じけんが発覚はっかくした時ときは衝撃しょうげきが大おおきくことばが出でなかった。なぜこのようなことをしてしまったのか、本人ほんにんの率直そっちょくな気持きもちを聞ききたい」と話はなしていました。

猿之助えんのすけ被告ひこくのファンの50代だいの女性じょせいは、「ドラマをよく見みていたので、事件じけんが起おきたときはびっくりして信しんじられなかった。時間じかんがたってもいいのでいつか必かならず演えんじている姿すがたを見みせてほしい」と話はなしていました。

東京とうきょう地方ちほう裁判所さいばんしょによりますと、傍聴ぼうちょう席せき22席せきに対にたいして傍聴ぼうちょうを希望きぼうした人ひとは1033人にんで倍率ばいりつはおよそ47倍ばいでした。