IAEA=国際原子力機関は、福島第一原発の処理水の海への放出開始後初めてとなる専門家らによる調査を開始しました。
IAEA エブラール事務次長:「IAEAのミッションは今後とも続けられるもので、海洋放出が終わるまで継続して行われる」
今回の調査では、これまで2回の放出が国際的な安全基準に合致しているか確認します。
調査団には、中国や韓国を含む専門家らも参加し、25日に福島第一原発を視察するほか、27日までの日程で政府や東京電力などと意見交換をする予定です。
報告書は年末までにまとめることにしています。
IAEAのエブラール事務次長は、23日の会見で2回の放出について「問題は起きていない」と評価しています。